「初石教室の運動療育について」
初石教室では主に「運動療育」を
メインにおこなっています。
そもそも「療育」とは、
障害のある子の発達を促し、
自立して生活できるように援助する取り組みの
ことを言います。
「運動療育」と聞いて
「逆上がりをできるようにしてほしい」
「二重跳びをできるように」といった
お話をいただくことがあります。
運動療育は、「体操教室」ではないので
特定の技術を獲得するために
運動あそびをおこなっているのではありません。
運動あそびのなかでは
鉄棒、縄跳び、跳び箱、平均台などをつかい
逆上がりなども、おこないます。
しかし、
「逆上がりができるようになる」ことが
目的ではなく、
*できるようになりたい!と自ら思えるようになる
*やってみる
*簡単にはできない、悔しい、やめたいという
感情と向き合い、コントロールする
*できた!自信がつく、他のものにも
チャレンジしたいと思えるようになる
と、いった
成長過程ではかならず必要になる
「意欲」「行動」「失敗」「成功」
を繰り返し行い
「自立」に必要な力を身につけていきます。
また、運動によってもたらされる
脳の発達を促すようにプログラムをくんで
毎回内容を変え、おこなっています。
こどもの成長は
一朝一夕にはいきません。
繰り返し、続けていくことが
大きな成果をもたらしてくれます。
本日の運動あそびの様子です。
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