良いことも続かないが、悪いことも続かない
「調子が良い時こそ、気を引き締めなさい」と
こどものころ、祖母にいわれたことがあります。
浮かれていると、足元をすくわれるよ、という
戒めの意味があります。
それと、対義の意味の「悪いこともずっとは、続かない」
ともよく祖母は口にしていました。
人生は山あり谷あり、良いことも悪いことも
同じだけ用意されているんだと、昔の人は
そういって自分を鼓舞して生き抜いてきたのでしょう。
発達障害の子を育てている最中は
「なんの修行なのか?」問いかけたくなるほど
次から次へと、問題がおこります。
これから、良いことなんて起こるのだろうかと
先がみえず、途方にくれる日もあります。
良いことはおこるのか。
こたえは、イエス!です。
実際は、悪いことがおきているわけではなく
こどもの特性を、ある一定の角度でしか
「見えていない」状態であるだけなんです。
「そんなこといっても、問題がおきてるのだから、
困っているのに」とお思いの方もいらっしゃるかとおもいますが
お母さんだけで、その子を育てていくのではありません。
私たちの教室もそうですが、多くの人の支援を
積極的にどんどん利用し
様々な角度から、その子が見えるようになってくると
今まで「問題」だったことが
その子の「魅力」や「才能」だったことに
気づくことがあります。
初石教室でも、そんなこどもたちの
新しい発見が、日々あります。
こどもたちの成長とともに
わたしたち大人も、新しい「世界」を
みることができるのです。
それって、とっても素敵なことだと思いませんか。
本日の運動あそびの様子です。
AM児発
PM児発
放デイ