戦後日本の障害者福祉を切り開いた第一人者として
知られた糸賀一雄さんという方が著書に
「この子らを世に光に」というものがあります。
知的障害のある子ども達の福祉と教育に
一生を捧げた彼のこの著書には
これからの日本の教育にとても大切なことが
書かれています。
まず、この子ら「に」ではなく
この子ら「を」の違いについてですが
「に」になると
この子らは、哀れみを求める「かわいそうな子」に
なってしまいます。
そうではなく、
この子たちは、
「謙虚な心情に支えられていて、どんなにあゆみが遅々としていても
その存在そのものから世の中を明るくする光が出るのである。
………人間の本当の平等と自由とは、この光を光としてお互いに認め合うところに
はじめて成り立つのである」と。
少し難しい表現ではありますが
障害のある子に関わっている私たちだからこそ
この子たちの「光」を「世の光」にするべく
わたしたちは努力しなければならないのでしょう。
本日の運動あそびの様子です。
午前中の様子のみで
申し訳ありませんが
是非、ご覧ください。
AM児発