落ち着きのない子は周囲の刺激による感覚過敏の
可能性があります。
どの感覚が苦手なのかを知り適切な対応、支援を
行っていくことで学校や家庭で快適に過ごしやすくなっていきます。
気が散りやすい、照明や、陽の光などの「視覚」の刺激に過敏な子は
机のまわりに「パーテーション」を置くなどして
周囲からの情報をシャットアウトすることで、視覚刺激を減らすことができます。
また、まぶしさから落ち着かない子は、ブルーライトカット眼鏡や、「グリーンノート」などを使うと
効果的です。
聴覚の感覚が過敏な子は、「ノイズキャンセリングイヤホン」や目立たない「耳栓」などが
刺激を軽減してくれます。
触覚の受取が苦手な子は逆に刺激を求めて
鉛筆を噛んだり、貧乏ゆすりをしたりします。
刺激を感じにくいため、集中力がすぐにきれてしまうのです。
触覚を求める子には鉛筆に噛んでも良い「チューブ」や
「キャップ」をつけることで触覚を満たす効果が期待できるでしょう。
このような「アイテム」をプラスするだけでも
生活がしやすくなったり、話を聞きもらすことが減ったり
「自分で」できることが増えていきます。
「自立」へのお手伝いとして、様々なことを
試して子どもに合うものを支援していきたいですね。
本日の運動あそびの様子です。
AM児発
PM児発
放デイ