運動療育では、自己コントロール力、抑制力を
養うために、座って順番を「待つ」時間があります。
まだ小さい子や、脚の形状などによって適宜対応していますが
基本的には正座か体操座りで待機します。
定められたエリアで、座って待つことは
「動きたいけれど、動いてはいけない」
という「抑制」が強いられます。
これは、多動傾向のある子にとっては
非常に難しい課題です。
初石教室では、この座って待つ時間を
根気よく教えていきます。
いきなり、「座る」ことがハードルが高い子には
まず、定められたエリアで待つことを教えます。
其れができると、大いに褒めて
次の課題にチャレンジさせていくかたちをとっています。
また、きちんと座って待っている子から、
楽しい運動あそびに参加できるので
自然と座って待つことが、「次の楽しみ」に繋がることを
学習していきます。
「強制」させてやらせたことは
「やらされて」いるので身になりません。
自ら、自発的に行ってこそ意味があります。
自分が必要と感じて、取り組むことが
「考える力」「行動力」「積極性」を
育んでいくのです。
本日の運動あそびの様子です。
AM児発
PM児発
放デイ