9月は不登校のこどもが増えると言われています。
「不登校」といっても現代においては、
必ずしも「いじめ」や「トラブル」があったという
理由だけではないのです。
「行きたくない」という気持ちのなかには、
「なんとなく違和感がある」
「友だちがいないわけではないけど、なじめない」
「なんだか自分でもわからないが、行きたくない」
自分でも「何が」という明確な理由があるわけではないので
親や、先生にも上手く伝えられないということがあります。
「学校に行きたくない」といわれると、親としては
心配になりますね。
理由を知りたいし、何とかしなくては、と焦ります。
しかし、自分でも理由がわからない場合
余計に悪化させてしまうことにならないよう
注意したいことがあります。
「いじめ」や「トラブル」は
解決にむけて学校と話し合いなどが必要になります。
しかし、特にそういった原因が見当たらなけば
無理に学校に行かせようとせず、様子をみましょう。
食事や、睡眠がとれているならば
家では、普通にすごさせてているうちに
また、学校に行くようになる可能性があります。
食欲がなく、睡眠もとれていないようなら、
心療内科や、発達外来、思春期外来などに
相談してみましょう。
昨今は、こどもを取り巻く環境を様変わりし
交友関係も複雑になっています。
全てを把握することは不可能ですが、普段から
こどもの興味のあること、友だち関係、学校での様子などを
気にして良く会話するようにしましょう。
本日の運動あそびの様子です。
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