行政支援のなかで、発達障害専用の
障がい者手帳というものは
現在のところ存在しません。
しかし、発達障害のある子にも対応しているものとして
「精神障害者保健福祉手帳」というものがあります。
これは、精神障害により日常生活や社会生活に制限を受ける人たちの
為のもので、2010年の「障害者自立支援法」の改正により
発達障害もこの対象となりました。
自閉症、学習障害、ADHDも含まれています。
この手帳には1級~3級までの等級があり等級によって
受けられるサポートが異なります。
税金が安くなったり、様々な施設、携帯会社、駐車場などで
割引を受けられることがあります。
また、地域によっては公共交通機関をフリーパスで
利用できるところもあるそうです。
そのほかに、将来就職の際も
障がい者求人が利用でき自立へのサポートも
受けられるというメリットもあります。
この手帳は「身体障害者手帳」と違い
年に一度の更新が必要となりますので
障害の程度によっては途中で
交付を受けない道も選択できるのです。
発達障害の子の子育てはこどもも親も
負担がかかる場面が多くあります。
このような行政の支援を上手に利用し
安心して余裕をもった子育てライフを送って
ほしいとおもいます。
本日の運動あそびの様子です。
AM児発
PM児発